屋根
普段、屋根全体の形を目にすることはあまりないですよね。
ご自宅の屋根の形はご存知ですか。
ここで代表的な屋根の形をいくつかご紹介します。
寄棟
屋根の頂点など面と面が合わさる部分を
「棟」と呼びます。その棟を四方から中央に寄せているから寄棟です。構造的に頑丈に対しても強いのが徳緒です。
切り妻
よく言われる「三角屋根」がこの形です。「ウチはこの屋根」という方も多いのではないでしょうか。シンプルで施工もしやすく、最も普及している形です。
陸屋根
勾配(傾斜)がなく、平坦な形状から陸屋根と呼ばれます。形状から分かるとおり、屋上を設けるのに最適な屋根の形です。排水性が悪いので、定期的に防水工事をしてあげないと雨漏りに繋がりますので、しっかりメンテナンスしてあげてください。
入母屋
伝統でいうと寄棟よりは切り妻の方が格式は高く、それよりも高いのが入母屋とされています。小さい切り妻の下に寄棟を合体させたような形状で、切り妻から続く屋根は途中で角度が変わることなく、軒先まで続きます。
差し掛け
切り妻の頂点の位置をずらして合わせたような形状になります。片流れのように一面しかない下屋(一階部分の屋根)も差し掛けと呼ばれることがあります。
色や材質が変わると同じ形でも印象が違ってきます。
主な屋根材は7種類あります。
おすすめポイント、耐用年数をご紹介します。
粘土瓦
費用が高くても耐久性を重視したい方におすすめ。
耐用年数
50年~
セメント瓦
粘土瓦のメリットと価格の安さをバランスよく取り入れられる。
耐用年数
30年程度
スレート瓦
人気の屋根材。コストパフォーマンスに優れた屋根材。
耐用年数
20〜25年
トタン
新築時の初期費用を抑えたい方におすすめ。
耐用年数
10~15年
ガルバリウム鋼板
カバー工法で安く屋根のリフォームをしたい方、雨漏り対策を重視する方におすすめ。
耐用年数
30年程度
銅板
高額な費用と職人を探す手間がかかるが高耐久。
耐用年数
60年~
アスファルトシングル
屋根のデザイン性を高めたい方におすすめ。
耐用年数
20~30年
メンテナンス方法は塗装、カバー、葺き替えなどがあります。
補修やダメージを回復させるはもちろん、耐用年数やコストを含め、皆さんのお好みにぴったりの屋根を見つけてみませんか。